頭痛や肩こりの原因は?プロが教えるオススメ改善方法
「頭痛や肩こりの原因がわからない」
「頭痛や肩こりに効くオススメの改善方法を知りたい」
頭痛や肩こりの原因を探って、早くこりを改善したいですよね。
この記事では
- 頭痛や肩こりの原因
- 頭痛や肩こりの症状改善方法
- 坐骨神経痛
こうした2つの点を解説していきます。
最初に頭痛や肩こりの原因を解説し、それぞれの改善方法を述べていきます。
頭痛や肩こりの原因はどこからくる?
主な原因は同じ姿勢(前かがみになる)やパソコンやスマホ、デスクワークです。
長時間同じ姿勢でいると、首や肩に負担がかかります。
頭の重さは、体重の約10パーセントと言われています。体重60kgであれば、約6kgとなります。日常的に、首に負荷がかかっていますので、それがこりの原因となっています。
頭痛や肩こりに悩まされないために大切なこと
正しい姿勢は、首が肩の上からまっすぐに伸びている状態です。
理想は、肩と耳の穴がまっすぐ一直線に伸びている状態がいちばんよい姿勢です。
定期的にストレッチや運動をして、筋肉をほぐすことが大事です。
デスクワークなど長時間座る場合は、30分に一度体を動かして筋肉をほぐしましょう。
背筋をしっかり伸ばし、適切なイスを使うことや、クッションを使うとよいです。
正しいイスの座り方は、イスに深く腰掛け、座骨を座面に当てて背筋を伸ばすことです。
原因1:眼精疲労(パソコン、スマホ、ドライアイから眼精疲労)
パソコンなど、画面を長時間見続けると、まばたきの回数が極端に減ります。
通常時のまばたきの回数は1分間に15回程ありますが、画面を注視しているときは、約3回ほどに減ってしまいます。
それによって、ドライアイになりやすく目に負担がかかってしまうのです。
改善方法
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一分間目を休ませる
(目を閉じる) - 意識的にまばたきをする
- 加湿器で空間を乾燥させない
- 目薬をさす
特に、定期的に1分間目を休ませることが出来れば、眼精疲労の予防にとても良いです。
さらに目薬をさし指先でこめかみをマッサージをして目の周りの筋肉をほぐすこともできます。
原因2:運動不足
頭痛や肩こりは血行不良でおこるので定期的に運動することが大事です。
改善方法
定期的に、ウォーキングやジョギング、水泳などができれば良いですが、なかなか時間が取れないという肩に簡単なストレッチをご紹介します。
簡易ストレッチ手順
- 1. 肩甲骨のストレッチ
- 2. 両ひじを曲げて肩より上にあげる
- 3. 両ひじをゆっくり後ろに引く
- 4. 肋骨から肩甲骨をはがす意識で、ゆっくり動かす
- 5. 肩甲骨を寄せたまま肘を下げ力を抜く
デスクワークをしている方は、30分ごとにこの方法をすると、頭痛や肩こりが予防できます。是非やってみてください。
原因3:ストレス(緊張性頭痛・肩こり)
ストレスが原因で頭痛や肩こりが起こることがあります。
極度に体が緊張し全身の筋肉が硬くなるのです。それによって、全身の血行が悪くなり頭痛や肩こりの原因となります。
改善方法
首や肩まわりの筋肉の緊張をほぐすことが大事です。
入浴、熱いタオルを首に巻く、ストレッチ・マッサージをすることで、硬くなった筋肉をほぐすことができます。
さらに、良い睡眠を取ることが必要です。良い睡眠は体の緊張をほぐし、ストレスも軽減させます。
良い睡眠が取れるように工夫しましょう。
たとえば、良い枕を選ぶことができます。
横向きで寝たときに、自分の肩幅に合わせて、首の骨が頭から背中にまっすぐにのびるような高さが理想の枕の高さです。
首と背筋がまっすぐなるような高さが良い枕の目安です。
原因4:反り腰、骨盤の歪み
「反り腰」は専門的に言うと「骨盤前傾」といいます。
坐骨、すなわちお尻の骨の一つが前に出っ張っている状態のことです。
「反り腰」の原因は、正しい姿勢を保つ筋力の低下です。
「背中の筋肉が異常に働く」状態のことです。
女性に起こりやすい症状です。男性よりも筋力が弱く、加齢とともに筋力の低下によって反り腰になりやすいのです。
「反り腰」かどうかの確認方法
両手を地面につけながら仰向けに寝たときに、背骨と地面の間に「手のひら1枚分」の隙間が空いているかどうかで確認できます。
それ以上の隙間が見られるときは「反り腰」である可能性が高くなります。
改善方法
「反り腰」は腰の反りが強い状態ですから、逆に腰を丸めるストレッチが効果的です。
四つ這いになり、背中を丸めたり、背中を反らす運動が効果的といえます。
まとめ
これまで、頭痛や肩こりの原因となるものを考えてきました。
根本的に、筋肉の緊張や血行が悪くなることによって、頭痛や肩こりの症状が出ます。
こりにはビタミンB1の不足も原因と言われています。
ビタミンB1 は糖質をエネルギーに変える働きがあり、疲労物質が筋肉にたまるのを防いでくれる効果があります。
必要な栄養の摂取も大事です。予防策として、長時間同じ姿勢を取らなければならない時は30分ごとに細かなストレッチやリラックスをすることも必要です。
眼精疲労の予防として、定期的に目を1分間やすめると良いです。
頭痛や肩こりに悩まされていても、この記事で提案している改善方法を試してみてください。きっと改善されて軽い体の毎日を過ごすことができるでしょう。